これまでの経緯
ー「要望書」の署名をお願い文よりー
香芝市民のみなさまへ
「要望書」の署名をお願いします
2022年3月22日
喫煙所新設に反対する市民の声
代表 曽根 秀一
禁煙の先進都市であった香芝市に異変が・・・
香芝市議会は昨年12月17日、「健康増進法の
適正な運用とさらなる増進を求める決議」(以下
決議)を、賛成多数(賛成10、反対5)で可決しました。
この決議は香芝市役所敷地内に新たに喫煙所の設置を可能とする
決議です。
香芝市は既に、2018年4月1日より条例で市庁舎(議会棟を含む)
など公共施設の敷地内禁煙を実施しました。当時、奈良県下で初の取り組みの条例でしたが、今回は一体なぜ真逆の決議をあげたのでしょうか。
市役所などの公共施設の敷地内は禁煙が原則ですが・・・
「決議」の内容は受動喫煙を防ぐために、喫煙所を作れ。
今、公共施設敷地の境目(香芝市商工会議所と市役所)で喫煙しているので、市役所敷地内に喫煙所を作れ。という内容です。
語句説明
①第1種施設―多数の者が利用する施設のうち、学校、病院、児童福祉施設その他の受動喫煙により健康を損なうおそれが高い者が主として利用する施設、並びに行政機関の庁舎
②特定屋外喫煙場所―市役所などの「第一種施設」は原則敷地内禁煙となりますが、例外的に厚生労働省令に基づく措置が実施された屋外の場所であれば「特定屋外喫煙場所」の設置が可能とされています。
誰のため、何のための喫煙所でしょうか?
市役所敷地内が禁煙となったのは平成30年4月からですが、市民からの不満は全くありません。市民のみなさんは市役所で用事が済めば、敷地を離れます。
ところが、市議会議員や職員は相当の時間を市役所の敷地で業務を行うため、喫煙者は喫煙場所が必要となり、敷地外での喫煙を行っています。喫煙者の喫煙を保障するために、市民の税金で特定屋外喫煙場所の設置を求めたのだと思われます。
香芝市は禁煙への取り組み・受動喫煙防止のために模範となってください。
香芝市は、せっかく市役所敷地内の禁煙が実施されているのに、再び喫煙所を設置するのでしょうか。私たちは反対をします。
「すでに禁煙となっている公共施設敷地内にふたたび喫煙所の設置は行わないでください」
この一点で共感される皆様の署名をお願いします。
上記 12月17日の市議会 1時間48分25秒後